松栄堂　銀瓶

伝統工芸品 鎚起銀器で有名な 『 松栄堂 』
昭和56年に経済大臣指定伝統的工芸品として認定されています。
1枚の板を鎚で心を込めて打ち縮め鎚肌整形していき、薬液で煮込むことで素材本来の色を引き出す着色法を施した 優雅で美しく味わい深い完成度の高い銀器です。
中でも有名なのは鉄瓶です。
鉄瓶とは、お湯を沸かす為の鋳鉄製の容器の事を広く鉄瓶と言います。
有名な所で南部鉄器製の南部鉄瓶などがあります。
茶道でお茶を入れる際のお湯を沸かす等に主に用いられています。
形も丸型だけでなくとげとげとした霰型や四角型、万代屋型など様々な形があり、その愛らしい見た目や鉄瓶で沸かすお湯は美味、さらに同時に鉄分も取れる事等から近年人気が高まっています。
また、冷却伝導率が非常に高い性質を持っていて、特に冷酒の口あたりは絶品と言われています。
長く使い込む事で銀製品特有のアンティーク感を味わう事ができます。