西部文浄の茶掛や練習用の茶道具一式を買取り致しました。

スタッフからのコメント

板橋区のお客様より解体前のご自宅にあるお茶道具のご処分の際にお電話をいただきましてお伺いさせていただきました。
お品は西部文浄の茶掛の他、作家物の茶碗、茶入、水指や皆具、茶棚、屏風など複数点ございました。大事に保管されているものや未使用のお品も多く精一杯の査定をさせていただきました。
こちらの茶掛の『一期一会』には茶道に由来することわざで、共に過ごしているこの時間は一度きりの大切なもので二度と巡ってこないからこそ今このときを大切に過ごしましょうという意味が込められています。
大切にお使いになられていたお道具ですので次にお使いになられる方も大変喜ばれるかと思います。
この度はご依頼くださいまして誠にありがとうございました。

西部文浄
大正１４年滋賀県彦根市・江国寺に生まれる。昭和１０年福井県小浜市・高成寺にて得度。昭和２６年大谷大学卒業。南禅寺専門道場に掛塔、柴山全慶老師について参禅弁道。昭和４９年京都市東山区・東福寺塔頭同聚院住職に就任。