SP Nikonのカメラやレンズなど買取り致しました。
買取した品 | |
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SP Nikon カメラ レンズ 軍隊物 掛軸 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 東京都文京区 |
買取参考価格 | 50,000円 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
文京区のお客様より遺品整理の際にお電話を頂きましてお伺いさせていただきました。
お父様が生前大事にされていたカメラは保存状態も良く、箱や付属品も揃っていましたので高額査定となりました。他にも勲章や勲記、掛軸など一点ずつ査定をさせていただきお客様にご満足いただける価格にてお譲りいただきました。
ご依頼くださいまして誠にありがとうございました。
NIKON SP
Nikon SPは1957年9月19日に発売されたました。ニコンS2の後継機といわれています。ただしニコンの公式見解ではニコンS2の後継機はニコンS3であり、ニコンSPは「スペシャルなプロフェッショナルバージョン」としています。
主な改良点はファインダーで、主副2つのファインダーを備えます。主ファインダーは倍率等倍で5cm用のフレームが常時表示されており、セレクターダイヤルによって8.5cm、10.5cm、13.5cmの各レンズ用フレームが色違いで表示されパララックスを自動補正します。副ファインダーは倍率×0.34、視野いっぱいが2.8cmで、フレームが3.5cm用。この「ユニバーサルファインダー」と称されるファインダーの採用によってニコン用交換レンズのうち2.8cmから13.5cmまで外付けファインダーが不要となりました。正面からの外観はブライトフレームの受光窓が加わったために独特のスタイリングとなりました。フィルムカウンターは自動復元式です。ニコンでは初めてセルフタイマーを内蔵したカメラです。
ニコンS2の大きさに収めることが設計目標の一つに挙げられており、このような改良を行いながら大きさはニコンS2とほとんど変わりません。ただし巻き戻し軸の途中に副ファインダーの光学系が入り込んでいるためこの部分にギヤを使って光学系を迂回しており、このため酷使すると巻き戻し部分にガタが出やすい欠点もあると言われています。ニコンFで採用されたのに併せてゴム引き布幕からチタン幕へ改良され、シャッター幕焼損の心配がなくなりました。文字通り距離計連動式ニコンの最高級機でしたが、すでに時代が一眼レフカメラに移行しつつあったところに、鍋底景気が重なり製造台数は伸びず、総生産台数は22,348台に留まりました。
クロームメッキ仕上げのものと、黒焼き付け塗装仕上げのものがあります。また、東京オリンピックを記念して1964年に千数百台を受注生産したニコンSP再生産、2005年1月14日2500台限定で黒塗装仕上げの復刻モデルを生産、併せてWニッコール(W-Nikkor )35mmF1.8レンズも復刻され、ブラック塗装のカメラに合わせ、絞りリングもブラック仕様になっているニコンSP復刻・Limitedなどがあります。