藤本能道の赤絵花鳥文六角銚子や懐石道具を買取り致しました。

  • 藤本能道
買取した品
茶道具 懐石道具
買取方法出張買取
お住まい東京都世田谷区
買取参考価格80,000円

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

世田谷区のお客様より遺品整理の際にお電話をいただきましてお伺いさせていただきました。
今回買取り致しました作品は藤本能道の赤絵花鳥文六角銚子です。細かい部分まで塗り分けられた鮮やかな色彩が魅力的な作品です。藤本能道は色絵磁器の分野で国指定の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されるほど繊細で高い写実力を見せているのが特徴的で現代においても陶芸の愛好家から高い評価を受けている人気作家です。
良いお品をお売りいただき誠にありがとうございました。

【藤本能道】
1931年に東京美術学校工芸科図案部卒業後[1]、文部省技術講習所に入所する。翌1932年、加藤土師萌に師事。1938年には富本憲吉の助手を務めながら、九谷焼系の色絵磁器の技法を習得する。一時は輸出陶磁器のデザインや窯業技術指導を行うなど、陶器の制作を主にしていたが、再び色絵に着手し、1968年第31回光風会展で「礎器色絵花瓶」が光風工芸賞を受賞する。以後は釉薬や描画法の研究に励んだ。
1946年には日展、国展に初入選。1956年日本陶磁協会賞、1965年日本工芸会東京支部展受賞、同年ジュネーブ国際陶芸展で銀賞(「赤絵大壷」)。その後も日本伝統工芸展等で作品を発表した。
1963年、 東京都青梅市に築窯する。着彩を白磁焼成の本焼工程前に行う独自の描画方法を確立。その技術が評価され、1986年4月28日に重要無形文化財「色絵磁器」保持者に認定される。
東京芸術大学教授を経て、1985年から5年間は学長を務めた。
1991年、勲二等旭日重光章受章。


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