川瀬忍の鉢や煎茶道具など買い取り致しました。

  • 川瀬忍
買取した品
陶磁器 煎茶道具 掛軸 絵画
買取方法出張買取
お住まい千葉県市川市
買取参考価格300,000円

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフからのコメント

市川市のお客様よりお引越しに伴う整理の際にお電話を頂きましてお伺いさせていただきました。
お母さまがマンションへとお引越しを控えられており荷物を減らしたいとの娘さんからのご依頼でした。趣味でなされていた煎茶道具や陶磁器、掛軸、絵画など一点ずつ査定をさせていただきました。
全てご満足いただける価格にて買い受けさせていただきました。二名でお伺いし、3時間ほどの作業となりました。途中昼食のご用意などお心遣いありがとうございました。
この度は貴重なお品物をお譲りくださいまして誠にありがとうございました。

川瀬忍
川瀬忍は、十代で作陶の道に進んで以来、現在も活躍を続ける、現代を代表する青磁作家のひとりです。
1950年(昭和25)、二代 川瀬竹春の長男として生まれます。早くから無形文化財・初代川瀬竹春、二代竹春のもとで作陶を学び、個展を中心に活動しています。
18歳で本格的な修行を始めてからはろくろ挽きを徹底的に教え込まれ、寸法・形を狂いなく合わせる技術を身につけました。そして青磁と運命的な出会いを果たします。
青磁は、呈色剤に鉄分を用いた釉薬を還元焼成により青く発色させたやきものであり、非常に古い歴史を持つ陶磁技法のひとつです。
原初的な青磁は紀元前の中国に成立したとされ、日本にも唐物としてもたらされると、鎌倉時代以降はとくに座敷飾りや茶道具として珍重され、多くの名品が今日まで伝えられてきました。 川瀬は終わりのない探求の日々を過ごし、やがて自分の求める理想の形が、中国の古典、それも「汝菅窯」と呼ばれる北宋後期の青磁の中にあることを発見します。青磁のイメージを覆す、温かみや柔らかさ、そして不思議と豊かな可塑性を感じさせる、繊細且つ優美な汝菅窯に近づきたい。そう考えますます習作に励むも、同時代に生きる訳ではない自分が汝菅窯の模倣を続けたとしても古典の名作には及ばないと悟った川瀬は、宋代以前の美術品を遡って見ていきました。古代の人々が追い求めた美のかたちを知ろうとした末に辿り着いた答えは、自然の美から触発を受け、自己の内面に潜む美のかたちを引き出すということでした。
以来川瀬は、庭に咲いたカラーの花やテレビで見た淡水エイ、ラップランドのオーロラなどの自然の美をその目で観察し、自身の表現方法である作陶の技法と合わせることで、全く独創的な美のかたちを生み出し続けてきました。それらは時として「舐めてみたくなる」と評されるような瑞々しさを湛える作品群へと昇華され、同時に大きな賞賛を持って迎えられてきました。絶え間ない鍛錬の積み重ねと、知性に裏打ちされた審美眼とが、彼を唯一無二の存在へ押し上げたのです。


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